寒くなり、チョコレートがたくさん売られる季節になりました。
青葉台にSOCORA bespoke chocolate labという、本格的なチョコレート屋があると聞き、気になって行ってきました。
有名高級店でパティシエとして活躍していた店主さんが、手間を惜しまずつくったチョコレート。それは創造的であり、チョコレートのイメージが変わるほどのおいしさです。
まるでジュエリー店のよう。美しく並ぶボンボンショコラ
青葉台駅から、寺家ふるさと村へ向かう道の角に、SOCORAはあります。
お店に入るとすぐにショーケースがあります。中には一口サイズのチョコレート、ボンボンショコラが並んでいました。
私が思わず「宝石屋さんみたい」と口にすると、店主さんがジュエリーケースをカスタムしたものだと教えてくれました。
輝くショーケースを見ると、特別な場所に来たんだなあという気持ちになります。
奥には厨房があり、コック服を着た店主さんが作業しているところを見られます。
ここからチョコレートが誕生するという、臨場感がありますね。
店主自ら育てた食材がチョコレートに!
ボンボンショコラのほかにも、たくさんの商品があります。
袋に入ったチョコレートや、チョコレートドリンクパウダー、グラノーラなどが揃います。
その中に、とっから味噌という長野県安曇野の郷土食がありました。
「なぜチョコレート屋さんに味噌?」と思ったので聞いてみると、店主さんは、長野県安曇野で農園をしているのだそう。
その農園で、とっから味噌やミントやラズベリーなどをつくり、チョコレートにしているとのこと。ほかにも、繋がりのある農家や漁師さんから食材を仕入れ、チョコレートに使っているそうです。
材料づくりから手がけているチョコレートだなんて、期待が膨らみますね。
ボンボンショコラを選ぶワクワク感
ショーケースに並んだボンボンショコラは全部で48種類。全て1個270円です。
ショーケースを覗きながらインスピレーションで選ぶのは、とてもワクワクして楽しかったです。
商品はInstagram(@socora_chocolate)でチェックできます。インターネットからも購入できますよ。
私はボンボンショコラを4種類と、ホットチョコレートのショコラショーを選びました。
身体の芯から温まるショコラショー
お店を出てすぐ、ショコラショーを飲みました。
湯気とともに漂う甘い香り。熱々なチョコレートが口いっぱいに広がり、とても幸せです!身体の芯までポカポカになりました。
ボンボンショコラの世界を初体験
帰宅してさっそく、ボンボンショコラをいただきました。
左上はジャマイカ73%。しっとりしていて、カカオの味をしっかり感じます。
右上のライムは、ライムの味がしっかりとしていて、さわやか。お酒ではないのですが、まるでカクテルのように複雑で豊かな味わいです。
左下はジン/レッドパインです。こちらは店主さんの友人が手づくりしたジンと、店主さんの農園にある赤松を茶葉にしたものが入れてあります。松の木の絵がかわいい!キリリとした大人の味でした。
右下の金木犀は、金木犀を漬け込んだはちみつが入っています。口に入れると確かに金木犀の香りがします!一気に気分が変わりました。
全てチョコレートなのに違う食べ物かと思うほど、ひと粒ごとに違う世界が広がります。
ボンボンショコラって、こんなにも充実感があるチョコレートなんだと感動しました。
地元で愛される本物のチョコレート屋さん SOCORA
SOCORAは元々、ホテルやハイブランドへの卸しをメインに営業していました。
しかし、地元の方から要望があり、店頭での販売を始めたそうです。
なんと、近所の小学生も小銭を握りしめてボンボンショコラを買いに来るのだとか。
高級チョコレートだけに「特別なときだけ買いに行くお店」と思いきや、地元の人たちに親しまれているのですね。
また、店主さんは「ボンボンショコラのひと粒に何をするか」と常に考えているそうです。
「SOCORA bespoke chocolate lab」は、店名に「lab」が入っているように、まさにチョコレートの研究所でした。
ぜひみなさんも、一粒一粒大切につくられているSOCORAのチョコレートを食べてみてはいかがでしょうか。
SOCORA bespoke chocolate lab
住所:青葉区若草台5-58青葉台アベニューII 1階
アクセス:東急田園都市線「青葉台駅」から徒歩19分
市営バス バス停「ガーデンハウス前」から徒歩1分
TEL:045-482-5745
営業時間:月曜日~金曜日 10:00-18:00
土曜日・祝日 10:00-17:00
定休日:日曜日