2023年の暮れのこと、青葉台駅に向かう途中に人だかりができていました。
なんだろう、とやじうま根性でのぞいてみると、どうやら新しくお店ができたようです。それが、今回ご紹介するコッペパン専門のお店「コッペんどっと 青葉台店」です。
ログハウスに立ち寄るように
「コッペんどっと」は木をふんだんに使った外観で、ログハウスを思わせます。散歩の途中にでも、ふらりと立ち寄りたくなるナチュラルさがいいですね。
コンパクトな店内。歩き回りながら商品を選ばなくてもいい買い方だからこそ、可能になっているのかもしれません。
できたてのコッペパンを
それではコッペパンを買いましょう。
棚には数個のコッペパンがならんでいて、中身の注文はカウンターで行います。
定番メニューとして「おかずコッペ」「お菓子コッペ」「ホイップコッペ」の3つのカテゴリーがあります。その数なんと全部で約30種類!それに加えて、期間限定のスペシャルメニューもあります。1個ずつ食べて、全種類を制覇してみたいものです。
注文すると壁の奥の厨房で、具材をはさんでもらえます。つまり、できたてのコッペパンが食べられるということです。通常のパン屋さんはできあがったものがならんでいるので、そこは大きな違いですね。コッペパンを統一して中身を選ぶという買い方は、効率的です。
NO.1のコッペたち!
私が選んだのは5個。
「おかずコッペ」でNO.1の「鶏ザンギ」、それから「あらびきホットドッグ」と「タルタルフィッシュ」。
「お菓子コッペ」NO.1の「北海道プレミアム塩ミルク」。
「ホイップコッペ」NO.1の「塩ミルクホイップ」。
やはりここでもやじうま根性丸出しで、NO.1を買いあさりました。
全メニュー店長考案
ありがたいことに、厨房に入らせていただきました。店長の亀山新一さんが、手際よく具材をならべていきます。おいしそうです。
市ヶ尾店の店長も兼任されていて、全種類のメニューを亀山さんが考案されたそうです。
ものの数分でコッペパンが出来上がり、受け取ります。ビニール袋には商品名のシールが貼られていて、食べるときに迷わせない心づかいを感じました。
いざコッペパンを実食!
お店ではテイクアウトのみです。いそいそと帰宅してさっそくいただきます!
まずは、「おかずコッペ」。やはりNO.1の「鶏ザンギ」からですね。ザンギとは北海道の鶏の唐揚げのこと。本店が北海道にある「コッペんどっと」ならではです。
大きなコッペパンを頬張ります。口に入るかな?と思ったのですが、これが丸っと口に収まるのです。それもそのはず、コッペパンがふかふかで、はふぅと空気がぬけていきます。それでいて、きめ細やかでしっとりしています。クセがなく、どんな具材とも合いそうです。
コッペパンの中には甘辛のソースが絡んだ三つのザンギが入っています。とってもジューシー。マヨネーズも味の決め手ですね。下に敷かれた千切りのキャベツとの相性も抜群です。
「タルタルフィッシュ」には、コッペパンのサイズにぴったりのフライドフィッシュがはさまっています。肉厚でサクサク。タルタルソースと合わさって、間違いないおいしさです。
「あらびきホットドッグ」はプリプリの太いウィンナーが入っていて、ピリ辛のマスタードが効いています。食べ応えがありますよ。
「お菓子コッペ」の「北海道プレミアム塩ミルク」は、甘さの中にほのかな塩気を感じるミルクがクリーミー。シンプルだからこそ感じるマリアージュでした。
「ホイップコッペ」の「みかんホイップ」は、ふんわりしたホイップクリームにみかんの酸味がアクセント。何個でも食べられそうです。
どれもボリューム満点!それなのにペロリと食べてしまいました。
思い出のコッペパン
オープンホヤホヤの「コッペんどっと 青葉台店」をご紹介いたしました。
私にとってコッペパンは学校の給食でした。アルミのお盆に乗って、透明の袋に入ってる素朴な姿。勉強してお腹がぺこぺこになってから頬張るコッペパンが、懐かしく思い出されます。
大人になって出会った「コッペんどっと」のコッペパンは、思い出の姿から贅沢にグレードアップ。君も大人になったんだね、なんて。
ランチには「おかずコッペ」を、おやつには「お菓子コッペ」や「ホイップコッペ」を。もちろん朝ごはんにも。
まずは一度、足を運んでみてください。ぜんぶおいしそうなので、どれにしようかと迷ってしまうはずですよ。私も次は何にしようかなぁとメニューを眺めています。
コッペんどっと 青葉台店
住所:神奈川県横浜市青葉区桜台26-18 サンシティ桜台
アクセス:東急田園都市線「青葉台駅」から徒歩約12分
TEL:045-507-8227
営業時間:10:00-18:00(パンが完売次第、閉店)
定休日:火曜日