コーヒーが苦手な人にこそ味わってほしい「緑の珈琲豆焙煎 新横浜店」

コーヒーは好きですか?それとも苦手ですか?コーヒーは好きだけれど、体のことを考えて1日1杯と決めているとか?ぜひ、そんな方に知って欲しいお店、それが「緑の珈琲豆焙煎 新横浜店」です。苦手な方は飲みやすく、愛飲されている方は1日何杯でも!コーヒー大好きの私が、その理由などをいろいろ聞いてきましたのでご紹介します。

お店は大倉山と菊名と新横浜のちょうど真ん中あたりに位置します

菊名駅西口から歩くこと15分ほど。緑が気持ちいい静かな住宅街の中にあります。お店を始められたきっかけは、オーナーがOLをされていた当時、新宿御苑のお店(緑の珈琲豆焙煎 新宿御苑店)で試飲したときの、そのひと口がショーゲキだったとか!?

実は、オーナーはコーヒーが大の苦手だった?!

なんとオーナーご自身は、以前はコーヒーが苦手で飲めなかったそうです。それが、新宿御苑店のコーヒーは大丈夫だったとのこと。そのときに感じたのは「嫌なにおいとか舌にまとわりつく苦味やにごりもなく、まろやかで飲みやすかった」と。それ以来、そのお店に通うようになり、「酸化していない、焙煎したてのコーヒーのおいしさをもっと伝えたい」と、新宿御苑店のご夫妻の応援もあり、2023年5月にご自身の地元であるこの場所でお店をOPENされたということです。

試飲のみでもOK! 約40種類の珈琲豆から、好みのコーヒーを見つけられます

店内に入ると、まず目を引くのが、3段のひな壇(?)に置かれた生の珈琲豆。いちばん上の段は、「単一産地」や「単一農園」など中米や南米の珈琲豆。2段目、3段目はブレンドしたもの、デカフェもあります。それにしても、珈琲豆が入った容器に貼られたイラストのかわいいこと!見ているだけで楽しい!
店内は結構広くて、奥にはウッド調のイートインスペースもあります。

実際にオーダーしてみました!

コーヒー好きではありますが、40種類もあると何を選べばいいのか迷います。
キョロキョロしていると「お好みの味はありますか」とオーナーから声がけがあり、「酸味は控えめで、濃い味が好きです」と伝えると、選んでくださったのが「Men’s Blend」。ロースト(深煎り)がおススメの豆らしいです。焙煎は、「デジタル秒速調理焙煎」なので10分ほど待つそうです。

緑の豆のアイスコーヒーは、酸化のない新鮮焙煎!

珈琲豆を待つ間、アイスコーヒーとレモンのチーズケーキを頼みました。アイスコーヒーは香りもコクもありながら、苦味も少なくて本当にマイルド。チーズケーキはレモン風味でとってもさわやかな味でした。

「浅煎り」と「深煎り」の歴史

調べたところによると、コーヒーは「浅煎り」「深煎り」とありますが、年代によって主流は変わってきたようです。

1960年代頃まではコーヒーが大量生産・大量消費され「浅煎り」がよく飲まれ、これを「ファーストウエーブ」というそうです。
1970年代頃からは品質や美味しさを追求し、コーヒーが「飲み物」から「楽しむもの」として広まり、「深煎り」が主流となりました。(「セカンドウェーブ」)
現在は「サードウェーブ」と言い、高品質の豆を焙煎して、1杯1杯ハンドドリップで淹れてコーヒー本来の味を楽しむ「浅煎り」が主流になっているそうです。

「浅煎り」というと、薄〜いアメリカンコーヒーを思い浮かべてしまうのですが、今の「浅煎り」は以前とは味わいが全然違うらしいのです。確かに、香りはもちろん、コーヒーの持つほどよい酸味や甘さもあって、フレーバー珈琲といった感じでしょうか。

紅茶のようなコーヒーが人気

こちらのお店には「ミルクを入れると紅茶のような味わい」が楽しめる不思議なコーヒーがあり、特に若い人に絶大な人気なのだとか。
コーヒーの香りはしながらも、まさに紅茶を飲んでる感覚?これに使用しているのは店内でいちばん香り高い珈琲豆だそうです。

「浅煎り」が主流の現在は、フルーティで酸味や甘さもほどよくあって「コーヒーの持つ風味」をめーいっぱい楽しみたいということで、こちらのコーヒーが好まれているのかもしれませんね。

環境や健康に配慮。焙煎したてのコーヒーは健康アルカリ飲料だった

アイスコーヒーのストローは、なんとステンレス製だったのです。テイクアウトでは、コーヒーで作られた土に還るストローを使用。また、シロップも有機栽培オーガニックのもので環境に配慮されています。

(キャプション)アイスコーヒーのストローに注目!スイーツもエクレアやチーズケーキが各種ご用意されています。

そして、焙煎したての新鮮な珈琲は酸化していないので、胃にも優しくて1日何杯でも安心して飲める健康アルカリ飲料なのだそうです。コーヒーの酸味が苦手という方は、もしかすると酸化(劣化)が進んだ酸味(すっぱさ)で、コーヒー本来の「酸味」とは違うということかもしれません。
ちなみに、家での保存で酸化を防ぐには、密閉容器に移して冷蔵庫へ。1週間以上なら冷凍庫へ保存をしてくださいということです。

(キャプション)購入したMen’s Brendを家でドリップ。いつもと違うおいしさ!

お店の営業は、土日と祝日のみ

お店は土日と祝日のみの営業ですので、行かれる際にはご注意くださいね。珈琲豆を買うもよし、店内でスイーツとともにコーヒーを味わうもよし、テイクアウトもよし、ぜひいろんな楽しみ方をしてみてほしいです。

毎日飲むコーヒーは、本当に「焙煎したて」が大切なのだと心から思いました。また、コーヒが苦手な人にこそ、この生の珈琲豆(緑の珈琲豆)を焙煎したコーヒーをぜひ飲んでみてほしい!酸化していないコーヒーは、ホントに違います。秋も深まって気持ちいい季節、散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

緑の珈琲豆焙煎 新横浜店
住所:神奈川県横浜市港北区大豆戸町357
アクセス:東急東横線「菊名駅」西口から徒歩約15分
TEL:090-4734-2659
営業日:土・日・祝(平日は休業)
営業時間:10:00-18:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。