カフェ利用もできる食堂で、ほっこりする定食やドリンク、デザートがたのしめて、しかもなんだか居心地がよくてホッとしてしまうお店。
今回は大倉山駅からすぐのおしゃれな建物の1階にお店を構えているpukutto食堂さんをご紹介します。
大倉山のおしゃれスポット
こちらのお店は、世界的に活躍している建築家ユニットSANAAの妹島和世さんが設計した大倉山の集合住宅の1階に入居しています。
2階は建築設計事務所 設計機構ワークスの事務所になっています。
ちなみにこちらの2階、以前はコワーキングスペースとして開放していましたが、現在は事務所利用のみのようです。
建物の名前には集合住宅とありますが、ほぼテナント利用されていて、おしゃれなお店がたくさん入居している建物です。
周辺の街並みに合わせるために外周は直線的につくられていますが、ひとたび敷地内に足を踏み入れると、曲線による独創的な空間が広がります。
そんなおしゃれな建物の入口部分、駅から歩いて来て最初に目に留まる場所で営業しているのがpukutto食堂さん。
元々は社員食堂からスタートしたそうですが、現在は地域の人の憩い空間になっています。
ほっこりメニューの数々
食堂というだけあって、おいしい定食メニューが揃っています。
メニューを見ると鹿児島郷土料理が目を惹きますが、どれも優しくて、なんだか懐かしいような、食べるとほっこりしてしまうお味です。
疲れているときや、栄養のあるものを食べたいときに利用しています。
定食のごはんはプラス100円で大盛りやおにぎりにできたり、定食と一緒に飲み物(ノンアルコール)を頼むと100円引きになるのもうれしいポイント。
私はいつも定食と一緒にコーヒーを頼んでいます。
今回はカフェ利用にして、この時期の数量限定「すもものクリームソーダ」をいただきました。
自家製すももソーダの上にはバニラビーンズたっぷりのバニラアイスクリームが乗り、アイスクリームの脇には、これまた自家製のさくらんぼシロップ漬けが乗っている、かわいらしいドリンクです。
さくらんぼが黒いのもご愛嬌。手作りだからこその“味”が出ています。
肝心のお味はというと、香りが良くて甘すぎないバニラアイスクリームが、トロりとシュワシュワのソーダに溶けこみ、絶妙な食感と風味を味わうことができます。
ソーダの炭酸は強すぎず程よく、全体的にほんのりとあまずっぱくて暑さをサッパリと吹き飛ばしてくれる一杯でした。
数量限定なので、気になる方はお早めに。
ホッとする居場所
雰囲気が良くホッとしてしまい、気が付いたら時間が経ってしまっている――店内にはそんな居心地のよい時間が流れています。
こちらはメニューの裏に張られているポストカードと数量限定すもものクリームソーダの手書きメニュー。
どこかホッとしてしまうデザインに癒されます。
そっと置かれている小物にも、店主のセンスの良さを感じます。
こちらの飾りはお店に入ってすぐのところに置いてあり、定期的に置き換えられています。
お客さんが新鮮な気持ちで訪れることができる、そんなちょっとした工夫が心地よい空間をつくっているように感じます。
私が来訪したとき、お店にはお友達同士の親子連れや、おひとりのお客さんがいらっしゃいました。
おひとりの方は常連さんらしく、店主と親しげな様子で、たのしそうな会話が聞こえてきたら、こちらまでたのしい気分になれました。
まちとつながる、まちを盛り上げる
こちらのpukutto食堂さん、周辺の飲食店とのコラボ商品をつくったり、イベント企画をおこなったりと、これまでさまざまな方法でまちを盛り上げてくれています。
カウンターには、いつ行っても近隣店舗のフライヤーなんかが置いてあり、耳より情報が手に入ったりもします。
おいしい定食やドリンク、スイーツはもちろんですが、今後のイベント活動にも注目していきたいです。
Pukutto食堂
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山3-5-11-A
アクセス:東急東横線「大倉山駅」から徒歩約1分
TEL:050-3479-8491
営業時間:火曜日~金曜日11:30-21:00、土曜日11:30-18:00
定休日:日曜日、月曜日、その他(毎月のお休みはSNSでお知らせ)