今回紹介するのは大倉山駅から徒歩約2分、路地裏にひっそりとたたずむ「Cafe Ruban」。
マスターのこだわりコーヒーが飲める昔ながらの喫茶店です。
店内は絵画やアンティーク食器が飾られており、バツグンに雰囲気が良いです!
雰囲気があり落ち着ける店内
お店の入口は間口の半分以上が植栽で覆われ、隠れ家のようにひっそりとたたずんでいます。
扉を開けると目に飛び込んでくるのは、木目調の重厚感ある家具やアンティーク食器、絵画。ゆったりと話すお客さんの会話が聞こえるだけの静かな店内。
キッチンを覗くと穏やかな雰囲気のマスターが「いらっしゃいませ」と一言。店内には品の良い木製の椅子とテーブル。
店名には「カフェ」とありますが、雰囲気は昔ながらの喫茶店です。
店内に飾られているのは、バカラのグラスやアンティーク調のコーヒーカップ、ロイヤルコペンハーゲンのお皿など、雰囲気のあるものばかりです。
素朴なもちもち生パスタランチ
ランチメニューはシンプルに「チョリソのアラビアータ」、「スパゲティ明太子」の2種類です。
カップスープとグリーンサラダ、ドリンクがセットになっています。
ドリンクはブレンドコーヒー、カフェオレ、ストレートティから選べます。
この日はチョリソのアラビアータパスタを注文しました。飲み物はブレンドコーヒーを選択。
料理を待っている間、店内に置いてある画集に目が留まりパラパラと眺めていると、すぐにスープとサラダが運ばれてきました。
シーザードレッシングのサラダとコンソメスープは素朴で親しみやすい味です。
スープとサラダを食べている途中でパスタも運ばれてきました。
生パスタの麺はもちもちで食べ応えがあり、トロリとした濃厚トマトソースが良く絡みます。チョリソとトウガラシでピリ辛ではありますが、素朴でどこか懐かしさを感じる味でした。
一口で虜になる!食後のブレンドコーヒー
パスタを食べ終わり、ほどなくして食後のブレンドコーヒーが到着。
小振りのかわいらしいコーヒーカップに注がれ、香ばしい香りが漂います。
一口飲むと優しい香ばしさとマイルドな苦みが広がります。
雑味を感じない上品な味で、コクがあるのにスッキリと飲みやすい一杯でした!
おかわりしたくなる、こだわりのネルドリップコーヒー
ランチの後もしばらく滞在しており、追加で飲み物を注文することに。
マスターにオススメを聞いたところ、ネルドリップの「フレンチクラシック」とのこと。
ランチに付いているブレンドコーヒーもこちらのフレンチクラシックだそうです。
別のメニューを選ぼうかとも思ったのですが、さっきのブレンドコーヒーがあまりにもおいしかったので、思わずおかわりしてしまいました!
ちなみにネルドリップは布フィルターで抽出したドリップコーヒーのことです。
マスターによれば、布フィルターのほうが紙フィルターよりも抽出に時間がかかるので、コーヒーのエキスがしっかりと抽出され、おいしいコーヒーになるのだそう。
来店の度にたのしめる52種類のコーヒーカップ
さまざまな食器が飾ってありますが、中でも目を引くのはなんといってもかわいらしいアンティーク調のコーヒーカップです。
全部で52種類もあるのだとか!マスターによれば、「毎週1回通っても、1年間は毎回違うコーヒーカップをたのしめるように」という思いで集められたそうです。
飾られたものを見るだけでなく、本物のアンティークのカップでコーヒーを飲めるのがうれしいポイントです。
1テーブルに1枚の絵画
店内のいたるところに飾られているのが、パリに暮らす女性を多く描いたルイ・イカ―ルの絵画です。
出店当時から少しずつ集めて、1テーブルに1枚飾れるまでになったそう。
繊細に描かれた優雅な女性たちが、お店の雰囲気まで優雅にしてくれます。
令和も地元の人に愛される昭和の空気感
お支払いは現金のみとのこと。キャッシュレス派はご注意ください。
当然のことながら電源やwifiはありませんが、静かで落ち着くお店なのでリモートワークでの利用にも向いています。
また、14時以降は喫煙可能になります。
比較的、席の間隔が空いていますが、タバコが苦手な方はランチタイムのみのご利用がおすすめです。
お客さんは常連の方が多いようで、マスターと気さくにお話していかれる方ばかりでした。地元の人たちから愛されていることが伝わってきます。
なんだか懐かしい雰囲気で落ち着くので、何度も通いたくなるお店でした。
Cafe Ruban
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山1-15-20 畑野ビル1F
アクセス:東急東横線「大倉山駅」から徒歩約2分
TEL:045-544-1980
営業時間:11:30-18:00(ランチ11:30-14:30)
定休日:第3木曜日