市ヶ尾駅から徒歩3分程のところにある、北欧のデザインがかわいいパン屋さん。
素材にこだわってつくられているパンは美しく、感動するおいしさです。
今回は、地元の方々も愛してやまない、HYGGELIG BAKARY(ヒュッグリーベーカリー)をご紹介します。
北欧の雰囲気を感じるかわいいお店
お店の名前にもなっている「HYGGELIG(ヒュッグリー)」とは、デンマーク語で「安らぐ、ほっこりする」という意味です。
アトリエをしていた店主さんの叔母さんが、デンマークの糸を仕入れていた事があったり、店主さんも実際に北欧に訪れたりと、以前から北欧が身近にあったそうです。
そんな中、HYGGELIG(ヒュッグリー)という言葉を知り、ほっこりできるお店になればという気持ちで、この店名にされたそうです。
その名の通り、北欧の雰囲気を味わえるシンプルで温かなお店。とてもステキです。
材料はシンプル。美しいパンが並びます
入った瞬間、パンのひとつひとつが、とても美しいと感じました。
丁寧に大切につくられているのを感じます。
HYGGELIG BAKARYのパンは、生地にマーガリン、ショートニングを使わず、バターを使っていることです。また、酵母は自家製で、材料も無添加のものが使われています。
シンプルな材料で作られているるパン。子どもにも食べさせたいなと思いました。
食パンは山型、角型の2種類があり、どちらも人気です。
山型は、卵を使っていない食パン。角型には、卵とはちみつが入っています。
店主さんのお話では、山か角か、決まった方を買われる常連さんが多いそうです。
私が伺ったときもお客さんは途切れず、多くの方が食パンを買っていました。
日常で食べる食パンとして生活に溶け込んでいる様子を見ると、お店に親しみが湧いてきます。
バケットとカンパーニュも人気だそうです。
ハード系のパンは、若い方はもちろん、年配の方にも人気だとか。「海外生活をしていたときに食べていたパンと似ていて懐かしい」と言われる方もいるそうです。
海外を彷彿とさせるしっかりとした小麦のパン。魅力的ですね。
メロンパンも人気商品のひとつです。私も以前いただきましたが、パンはふわふわ、クッキーのサクサクした部分の甘さが芳醇でおいしいです。
季節のデニッシュは、旬のフルーツを使ってつくられるそうです。
今の時期はマスカットと、栗のデニッシュがありました。
夏には、個人農家さんから届く、無農薬のブルーベリーを使ったデニッシュがあったそうですよ。季節を感じられるのがステキですね。
どのパンも魅力的で、キラキラしています。
全種類を制覇したい気持ちのなか、いくつか購入しました。
家族で「Hygge(ヒュッゲ)」な時間を過ごしました
今回購入したパンです。
まずは写真左上のソーセージフランスです。夫が食べていました。凝縮されたソーセージの味と、ボリュームに大満足していました。
その隣は、カンパーニュ(ドライトマトとオリーブ)。
その隣は、キタノカオリというシンプルなパン。小麦の味が優しくて、ふんわりしています。1歳半の娘がバクバク食べていました。
左下はシナモンロールです。生地の中には、焼いたりんごが入っていました。りんごの甘さが生地に合います。上のフィリングはクリームチーズです。酸味がちょうど良く、おいしかったです。
ゴマあんぱんは、四角い形がかわいくて購入しました。ゴマが入った生地はモチモチ、あんこはあっさりとした上品な甘さでした。
最後は季節のデニッシュ、シャインマスカットです。シャインマスカットはみずみずしく、旬を感じさせてくれました。香ばしいデニッシュ生地と、間のクリームがバランスよく調和していました。
カンパーニュの中身です。肉厚のドライトマトとオリーブが入っていました。旨味の凝縮されたドライトマトと、オリーブの良い匂いがパンとよく合い、おいしかったです。
お店の名前、HYGGELIGの原形である「Hygge(ヒュッゲ)」とは、家族や親しい仲間とゆっくり話したり、読書をするなど、「ほっこり安らぐ時間を共有する」過ごし方を言います。
私たち家族もHYGGELIG BAKARYのパンのおかげでおしゃべりも弾み、まさにHyggeができました。ぜひみなさんも、安らぐ時間を過ごされてはいかがでしょうか。
HYGGELIG BAKERY
住所:横浜市青葉区市ヶ尾町1155-2
アクセス:東急田園都市線「市ヶ尾駅」から徒歩3分
TEL:045-500-9275
営業時間:8:30-19:00
定休日:日曜・月曜・祝日(不定期で平日休みあり。Instagramでお知らせ)
Instagram:@hyggelig_b