せせらぎ公園は、横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅より徒歩3分程度の場所にあります。仲町台駅周辺は閑静な住宅街となっており、私が取材に行った日も近隣に住んでいると思われる方々が多く散策していました。
私は公園の散策が好きな方だと自負しているのですが、数ある公園の中でもせせらぎ公園はユニークな公園だと思います!この記事では、私がユニークだと感じたせせらぎ公園ならではの特徴、見どころや魅力について紹介していきます。
公園利用者が多い理由は、きっと◯◯だ!
せせらぎ公園の特徴の一つ目は、冒頭でお伝えしたとおりで多くの近隣住民が散策していることです。
せせらぎ公園より北部・東部の地区(勝田・勝田南・新栄町など)に住んでいる方々は、仲町台駅との行き来にせせらぎ公園を通過していきます。公園利用の方だけなく、通勤・通学や駅周辺に用事がある方もせせらぎ公園を利用しているのではないかと思われます。
それにしても…仲町台駅周辺は、公園が多いですね。せせらぎ公園を除いて、周辺には少なくとも5つの公園があることを確認できています。
思わず「えっ!不思議な形!」と声に出た公園の全体マップ
そして、せせらぎ公園の特徴の二つ目は、公園の形です。上の図でも他の公園と比べて明らかに違うのが分かります。下の図は、取材当日に公園内で撮影したせせらぎ公園の案内図です。
見出しのとおりですが、私は思わず「え!」と声が出ちゃいました。
なんと言ったらよいのでしょうか…丸くもなければ、四角くもない公園ですよね。後ほど紹介しますが、左側には大きな運動場があり、右側には大きな池があり古民家もあります。
そして、中央と右側は橋の下をくぐるような形でつながっています。
また、緑色が多いことからも分かるように、自然たっぷりの公園です。さらに、歩道に沿って川が流れているetc…
私はせせらぎ公園の案内図を見ただけでも、せせらぎ公園に興味津々になりました。私が何かしらの公園のランキングをつけられるのであれば、魅力的で見どころ満載のユニークな公園に認定したくなります。
江戸時代に建てられたとされる古民家
せせらぎ公園の特徴の三つ目は、せせらぎ公園のほとりにある江戸中期から後期に建てられたといわれる旧内野家の古民家です。内野家は京都出身の一族で、大坂夏の陣の功績によって現在の横浜市青葉区の荏田に領土を与えられ、古民家は港北ニュータウン開発の際に移築されたとされています。
現在は現地スタッフがいないため、古民家は公開されていないそうです。
野球やサッカーもできる大きな運動場も!
せせらぎ公園の特徴の四つ目は、大きな運動場があることです。
「せせらぎ」公園というネーミングからして、たっぷりの自然や歩道に沿って流れる川などはイメージできる人が多いでしょう。それがなんと大きな運動場まであるのだからビックリしちゃいます。
上の図にはサッカーゴールがありますが、この大きさだと少年野球くらいならできそうな感じがします。自然をたっぷり感じられて歴史ある古民家が建てられていて、さらに大きな運動場がある公園というのはなかなかないのでは?と思わずにいられません。
せせらぎ公園のような場所は、この先ずっと無くならないでほしい
私事で恐縮なのですが、近所の公園の話をさせてください。
私が住んでいる家の近くに、野球場やプール、テニスコートや体育館を有する公園があります。ミュージシャンのPVやドラマのロケ地でも使用されたことがあり、有名な公園です。
ただ、見晴らしの良い丘にあることからか、近隣住民が駅に向かう際に利用するようなことはありません。また、昔はせせらぎ公園のように「川」というまでいかないにしても、水が流れるような場所がありました。今は水が流れることはなく、昔のような光景は見られなくなってしまいました。
毎日過ごしている中で、自然をたっぷり感じられる時間はそう多くはありません。都会に住んでいる方だと、一日に一度も緑を見ずに過ごすこともあるでしょう。意識しないと自然を感じる機会を作れない方もいるかもしれません。
せせらぎ公園は、近隣住民の多くの方が利用している公園です。自然たっぷりの公園なので、歩道を歩けば緑豊かな自然を感じられます。だからこそ、私はせせらぎ公園のような自然を感じられる公園が、この先もずっとあり続けてほしいと心より願っております。
記事を読んで興味を持った方は、ぜひ直接せせらぎ公園へ足を運んでみてください。
せせらぎ公園
住所:神奈川県横浜市都筑区新栄町17
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台駅」より徒歩約3分
営業時間:公園:常時開放 古民家:9:00~17:00
定休日:公園:無休 古民家:毎月第1・第3木曜日(祝日の場合は翌日)及び年末・年始休館