青葉区柿の木台の「田原精肉」で仕入れる、極上の希少肉と沖縄食材!

「メンチカツがおいしい!」という噂を聞きつけて訪れたのは、青葉区柿の木台にある田原精肉。

メンチカツなどの惣菜を扱っているだけではなく、飲食店にも商品を卸している本格的な精肉店でした。

肉!肉!肉!どこを見ても肉だらけ!

もえぎ野公園からほど近い田原精肉は、のぼり旗が目印です。

店内に足を踏み入れると、ショーケースにぎっしりとお肉が並び、まさに圧巻の光景。豚肉、牛肉、鶏肉など幅広く取り揃えています。

遠目では一般的な精肉店と変わらないように見えるかもしれませんが、よく見ると焼肉店のように豊富な種類のお肉がずらり!

中でもひときわ目を引くのは、ドンと大きな黒い塊、なんと黒毛和牛のセンマイです。通常はセンマイ刺しとして、薄く切られたものしか見かけませんが、ここでは塊のまま!

ちなみに、牛は四つの胃を持っていて、第一胃がミノ、第二胃がハチノス、そして第三胃がセンマイ、第四胃がギアラ。牛の胃は奥が深いですね。

牛テールも長い尻尾のまま、ハツ(心臓)もリアルな形で並んでいます。

こちらのお肉は、家庭用だけでなく飲食店にも卸しているからこその品揃え。まさに本格派です。

そして目を疑ったのはウルテ!

初めて店頭で見ました。ウルテとは牛の喉の軟骨です。細かい切れ込みを入れて食べやすく加工されていますが、ホルモンの中で一番固くて、コリコリどころかゴリゴリとするほどの食感。スーパーマーケットなどではまず見かけない、超レアな部位です。

店主の田原健二さんにお願いすれば、好みの厚さに切ってもらえます。お店の奥は調理場になっているようで、ありがたいことに臨機応変に対応してくれます。

めずらしい部位だけでなく、家庭用のお肉も充実しています。

おすすめを聞くと「あぐー豚のバラ肉」とのこと。「あぐー豚」とは琉球在来豚のアグーと西洋の豚を掛け合わせた沖縄のブランド豚です。

アミノ酸が豊富なため甘みが強く、口の中でとろける柔らかさが特徴。とんかつ屋に卸すほどの高品質で、一度食べたらやみつにきになるおいしさですよ。

さらにうれしいことに、お店の方にお願いすれば豚肉をとんかつにしてもらうこともできます。

噂のメンチカツ!

レジ横のショーケースには、揚げ物が並んでいます。全て店内で手作りされています。

長崎県産アジフライ、北海道ジャガイモコロッケ、紅ズワイ蟹のクリームコロッケなど、どれも気になりますが、やはり評判のメンチカツを!

香ばしく揚がったメンチカツは、黒毛和牛と沖縄産豚の合い挽き。中身はぎゅうぎゅうに詰まっていて、素朴で優しい味わい。揚げ物と思えない軽さで、何個でも食べられそうです。

沖縄の味に出会える店

田原さんが沖縄出身ということもあり、店内には沖縄食材がたくさん並んでいます。

例えば、島豆腐に「スクガラス愛子(あいご)ちゃん」をのせれば、酒のあてにぴったり。スクガラスとはアイゴの稚魚を塩漬けにしたもので、しょっぱさと旨みが絶妙です。

新芽もずくもおすすめ。完熟前の新芽を目利きの漁師が選んで収穫したもので、プチプチとしたコシのある食感と爽やかな風味がたまりません。

その他にも、沖縄そばやソーキ(豚の骨付きあばら肉)、ラフテー(皮付き豚の角煮)、ミミガー(豚の耳)などの沖縄ならではの食材がいっぱいです。まるで宝探しのように、掘り出し物を見つける楽しさがあります。

時期によっては海ぶどうの取り扱いも。茹でたあぐー豚で巻いて食べると絶品なんだとか!

田原精肉の食材で沖縄気分のディナー

田原精肉で仕入れた豚肉と沖縄食材で、今宵は沖縄ディナーです。

前菜には新芽もずくの酢の物、乾杯はやっぱりオリオンビールで。島豆腐にスクガラス愛子ちゃんを丁寧にのっければ、ビールの最高のあてに。あぐー豚のバラ肉は、さっとしゃぶしゃぶにしてポン酢でさっぱりと。そしてメインは、もちろんメンチカツです!

スーパーマーケットで買うのも良いですが、田原精肉で本格的なお肉と沖縄食材を仕入れて、ちょっぴり特別な食卓を楽しんでみては?

驚きのおいしさに、もう他のものが食べられなくなるかもしれませんよ。
ぜひご自宅で一味違うディナーを満喫してみてくださいね!

田原精肉
住所:神奈川県横浜市青葉区柿の木台4-1 101号
アクセス:東急田園都市線「藤が丘駅」から徒歩約10分
TEL:045-482-9952
営業時間:11:00-19:00
定休日:水曜・木曜(毎月1回、日曜休み)
※詳細はインスタをご確認ください

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